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【運用状況】2023年12月

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     タラちゃんです。 2023年12月の運用状況です。 配当再投資込みの累積収益額は107.7万円で、先月の133.7万円から約26万円(-19.45%)減少しました。(円高に振れたことによる為替差損が大きいです) ■ 配当  12月はファイザー (PFE)、ジョンソン&ジョンソン(JNJ)、シェブロン(CVX)、スリーエム(MMM)、コンエジソン(ED)、コカコーラ(KO)、マクドナルド(MCD)から合計25,454円(税引き後)の配当金を受け取りました。  12月の取引を終えた時点での税引き後月平均配当予想額は約16,107円になりました。 (課税口座銘柄を売却したため、一時的に配当金が減少しています) ■ 取引  12月は課税口座で保有していたフィリップモリス(PM)を39,621円、シェブロン( CVX)を343,879円、スリーエム(MMM)を45,391円、ファイザー (PFE)を213,591円 分売却ししました。 1月に新NISAの成長投資枠で買い戻す予定です。 ■ 騰落率  先月に続き、来年の利下げへの期待感から各指数とも上昇が続きました。 一方、タラちゃんポートフォリオは微増にとどまり市場平均を大きく下回る結果となりました。 これは利下げ局面に上昇しやすいハイテクセクターなどの高PER株をポートフォリオに含んでいないため、その恩恵を受けれないことにあります。  個別銘柄で見るとスリーエム(MMM)とマクドナルド(MCD)が2ヶ月連続で5%越えの上昇となったもののその他の銘柄は軟調な結果でした。 ■2023年の振り返り  今年は2022年から始まった高金利政策の終了タイミングを探る一年でした。 下図は各指数とタラちゃんポートフォリオの年間パフォーマンスになります。 NYダウは10%以上、S&P500と日経平均は20%以上、ナスダックに至っては40%弱と各指数が大暴騰する中、タラちゃんポートフォリオは-5.8%と低調な一年でした。   ディフェンシブ銘柄を中心に構成するタラちゃんポートフォリオでは2022年のような下落局面では市場平均より下落幅を抑えることができる反面、上昇局面では出遅れる傾向にあるというまさに"ディフェンシブ"の特性を実証できた1年でした...

【運用状況】2023年11月

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       タラちゃんです。 2023年11月の運用状況です。 配当再投資込みの累積収益額は133.7万円で、先月の119.6万円から約14.1万円(+11.79%)増加しました。 ■ 配当  11月はベライゾン(VZ)、クロロックス(CLX)、P&G(PG) 、債券ETF(BND) から合計15,116円(税引き後)の配当・分配金を受け取りました。  11月のリバランスを終えた時点での税引き後月平均配当予想額は約18,922円になりました。  ※債券ETF(BND)を売却したことで先月時点より700円ほど減少しました。 ■ 取引  11月はファイザー (PFE)を50,508円、コンエジソン (ED)を54,414円、シェブロン (CVX)を43,845円 分買い増ししました。  また、債券ETF(BND)を全口売却し税引き後+29,079円の利益確定をしました。 これまでの分配金を合わせた税引き後のトータルリターンは+46,836円でした。 売却理由については別記事【売買履歴】に記載しています。 ■ 保有比率  金ETFを除外した株式銘柄の組入比率はベライゾン(VZ)が9.07%と最大になっています。 スリーエム(MMM)とファイザー(PFE)がそれぞれ8.08%、8.01%と最も組入比率が低いため1月はこの2銘柄を買い増す公算が大きいです。 ※11月の取引をもって今年のNISA枠を使い切ったため12月の買い増しは予定していません。 ■ 騰落率  金利の高止まりよる景気減速が目に見えるようになってきたことで、次のFRBの一手が利下げであるとの期待感から株式市場では春から続いた売りの買い戻しが始まりました。 特にこれまで最も売りが激しかった高PER株を多く含むナスダックは大きく反発しました。  景気に左右されにくいディフェンシブ銘柄で構成するタラちゃんのポートフォリオはマイルドな反転に反転しました。  個別銘柄でみるとクロロックス(CLX)が第1四半期の決算が好感され+21.8%と大きく反転しました。 またベライゾン(VZ)は先月に続き順調に回復が進みました。 スリーエム(MMM)も含め、これまで含み損を抱えながら押し目買いを続けてきた上記3銘柄がここから牽引役になることを期待したいです。 ========== 運用...

【BND 売却】2023年11月

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 タラちゃんです。  2020年12月から債券ETF(BND)に投資してきましたが、 2023年11月に特定口座/一般口座ともに 全口売却し税引き後+29,079円の利益確定をしました。 これまでの分配金を合わせた税引き後のトータルリターンは+46,836円でした。  売却理由としては2点あり、1 点目は新NISA開始に向けて課税口座を整理したかったため。 2点目は、これまで続いてきたFRBの急ピッチの利上げが終了し、ここから利下げとともに債券価格の上昇が見込める局面に来ましたが、同時にドル安方向に振れ始めるため、ドル高による含み益のある今のうちに売却したかったためです。  下図は2007年から現在までのドル円とBNDの価格変動を表したグラフです。 債券とドルは概ね逆相関の関係にありますが、円建てで見た場合、ドル円に引っ張られる傾向が見られます。 もちろん、紛争など地政学的リスクの高まりによって、為替変動以上に債券価格が上昇する(グラフの2018年末〜2020年中頃の期間)可能性もあるものの、日銀のマイナス金利政策が終わりを迎えようとしていること、そしてFRBの次の一手が利下げであることを考えるとドル安とともにBNDの円建評価額も下落する公算が大きいでしょう。  売却後の資金については、来年夏から秋にかけて訪れるであろう一時的な下落局面で買い迎うための軍資金 としたいと思います。

【運用状況】2023年10月

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     タラちゃんです。 2023年10月の運用状況です。 配当再投資込みの累積収益額は119.6万円で、先月の123.1万円から約3.5万円(-2.84%)減少しました。 ■ 配当  10月はコカコーラ(KO)、アルトリアグループ(MO)、フィリップモリス(PM) 、債券ETF(BND) から合計19,009円(税引き後)の配当・分配金を受け取りました。 ※フィリップモリスからの一部配当金が通知なしのため下図未記載となっています  10月のリバランスを終えた時点での税引き後月平均配当予想額は約19,648円になりました。 ■ 取引  10月は アルトリアグループ(MO)を54,195円、 コカコーラ(KO)を50,591円、 ジョンソン&ジョンソン(JNJ)を44,457円 分買い増ししました。 ■ 保有比率  債券ETF、金ETFを除外した株式銘柄の組入比率はベライゾン(VZ)が9.00%と最大になっています。 クロロックス(CLX)とファイザー(PFE)がそれぞれ7.37%、7.74%と最も組入比率が低いため11月はこの2銘柄を買い増す公算が大きいです。 ■決算結果  2023年7-9月期の決算結果が出揃いました ※クロロックス(CLX)、コンエジソン(ED)の決算結果は11月発表であるため以下に掲載している騰落率には反映されていません。 ■ 騰落率  先月に続き各指数とも軟調な推移が続きました。  個別銘柄で見るとベライゾン(VZ)が業績改善の兆しが見え始めたことで買い戻しが起こりました。また中東紛争の激化で安全資産とされる金(GLDM)が上昇しました。 一方、これまで夏の厳しい相場を支えてきたシェブロン(CVX)は原油価格の下落を受け急落しました。  10月を通してみるとトータルではマイナス成長ではあったものの、11/1のFOMCにて利上げ停止が濃厚になったことで夏から続いた調整医局面は終わりを迎えたようです。 ここから年末にかけての上昇を期待したいです。 ========== 運用ルールについて ========== ■ リバランス 毎月月末に組入比率下位2銘柄をそれぞれ5万円分買い増しします。 ■ 銘柄入れ替え < 売却条件 > 以下...

【運用状況】2023年9月

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   タラちゃんです。 2023年9月の運用状況です。 配当再投資込みの累積収益額は 123.1 万円で、先月の 139.8 万円から約 16.7 万円 (-11.95%) 減少しました。 ■配当  9月はファイザー (PFE)と債券ETF(BND)、ジョンソン&ジョンソン(JNJ)、シェブロン(CVX)、スリーエム(MMM) 、マクドナルド(MCD) 、コンエジソン(ED)から合計21,893円(税引き後)の配当・分配金を受け取りました。   9 月のリバランスを終えた時点での税引き後の月平均配当予想額は約 18,517 円になりました。 ■取引  9 月は ファイザー ( PFE)の株式 を41 ,528 円、 クロロックス( CLX)の株式 を61 ,032 円 分買い増ししました。 ■組入比率  債券ETF、金ETFを除外した株式銘柄の組入比率はシェブロン(CVX)が9.60%と最大になっています。 コンエジソン(ED)とコカコーラ(KO)がそれぞれ7.79%、7.81%と最も組入比率が低いため10月はこの2銘柄を買い増す公算が大きいです。 ■騰落率   9/20 FOMCにてFRBが政策金利を発表し、結果は大方の予想通り前回の5.50%から据え置きとなり サプライズはなかったものの、依然として経済が強いことから金利の高留まりが長期化するのではとの懸念から各株価指数が大きく下落しました。  ポートフォリオの内訳を見ると、多くの銘柄が調整局面を迎えました。特にクロロックス(CLX)とスリーエム(MMM)が大幅に下落しました。一方、シェブロンは原油需要の増加から上昇しました。  引き続き景気指数と 長期金利の動向を 注視しながら押し目買いを継続していきます。 ========== 運用ルールについて ========== ■ リバランス 毎月月末に組入比率下位2銘柄をそれぞれ5万円分買い増しします。 (ただし前回買い増しした銘柄は次回リバランス対象から除外) ■ 銘柄入れ替え < 売却条件 > 以下のいずれかに該当した場合、次回リバランス時に売却します。 ①減配が発生 ②2期連続で増配がない ③2期連続で配当性向が100%以上 < 新規組入条件 > 以下のすべてを満たす銘柄を組入候補とします。 ①営業利益...

【運用状況】2023年8月

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    タラちゃんです。 2023年8月の運用状況です。  配当再投資込みの累積収益額は139.8万円で、先月の138.0万円から約1.8万円(+1.3%)増加しました。 ■配当  8月はクロロックス(CLX)、P&G(PG)、債権ETF(BND)、ベライゾン(VZ)から合計12,989円(税引き後)の配当・分配金を受け取りました。  8月のリバランスを終えた時点での税引き後月平均配当予想額は約17,600円になりました。 ■取引  8月はシェブロン(CVX)の株式を46,840円分、マクドナルド(MCD)の株式を41,987円分買い増ししました。 ■組入比率  債券ETF、金ETFを除外した株式銘柄の組入比率はスリーエム(MMM)が9.02%と最大になっています。 コンエジソン(ED)とファイザー(PFE)がそれぞれ7.76%、7.81%と最も組入比率が低いため9月はこの2銘柄を買い増す公算が大きいです。 ■騰落率   7月のISM製造業・非製造業景気指数は市場予想を下回り、緩やかな下降トレンドが続いています。しかし失業率 は依然として低く、小売売上高も市場予想を上回るなど未だ高インフレを脱せていないことを示しています。  8/25に行われたジャクソンホール会議でのパウエル議長の講演でも追加利上げの可能性を残す発言もあり、先行き不透明感から各指数とも先月から一転し若干の下落となりました。  タラちゃんポートフォリオ内訳に目を向けると、クロロックス(CLX)は月初に発表された決算が好感され上昇。ベライゾン(VZ)もこれまでの投げ売りから若干の買い戻しが入り上昇しました。 その他の銘柄に関しては前述の主要指数同様、軟調な推移となりました。  経済の一時的な変動や市場の短期的な動きに一喜一憂することなく、トレンドを注視しながら継続的に買い増ししていきます。 ========== 運用ルールについて ========== ■ リバランス 毎月月末に組入比率下位2銘柄をそれぞれ5万円分買い増しします。 (ただし前回買い増しした銘柄は次回リバランス対象から除外) ■ 銘柄入れ替え < 売却条件 > 以下のいずれかに該当した場合、次回リバランス時に売却します。 ①減配が発生 ②2期連続で増配がない ③2期連続で配当性向が100%以上 ...

【運用状況】2023年7月

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  タラちゃんです。 2023年7月の運用状況です。  配当再投資込みの累積収益額は138.0万円で、先月の138.2万円から約0.2万円(-0.1%)減少しました。 ■配当  7月はフィリップモリス(PM)、アルトリアグループ(MO)、債権ETF(BND)、コカコーラ(KO)から合計15,839円(税引き後)の配当・分配金を受け取りました。  7月のリバランスを終えた時点での税引き後月平均配当予想額は約17,000円になりました。 ■取引  7月はベライゾン(VZ)の株式を43,280円分、フィリップモリス(PM)の株式を55,934円分買い増ししました。 ■組入比率  債券ETF、金ETFを除外した株式銘柄の組入比率はスリーエム(MMM)が9.37%と最大になっています。 クロロックス(CLX)とファイザー(PFE)がそれぞれ7.80%、7.92%と最も組入比率が低いため8月はこの2銘柄を買い増す公算が大きいです。 ■決算結果  2023年4-6月期の決算結果が出揃いました。 全体的に見て売上・利益とも好決算が多かった印象でした。 一方、一部の銘柄では期待外れの結果となりました。 ファイザ(PFE)ーはコロナワクチンと治療薬の販売低迷により売上高が市場予想を下回りました。 コンエジソン(ED)は良好な天候がガスと電気の需要を減退させたことで売上高、EPSともに市場予想を下回りました。 ベライゾン(VZ)は顧客の流出に歯止めが効かない状況が続いており、前回決算に続き売上高が市場予想を下回りました。 ※クロロックス(CLX)、アルトリアグループ(MO)、ファイザー(PFE)、コンエジソン(ED)の決算結果は8月発表であるため以下に掲載している騰落率には反映されていません。 ■騰落率   7月の米国株式市場は全体として堅調な動きを見せました。大きな要因としては、6月非農業部門雇用者数と失業率、さらに7月FOMCでの利上げの影響が挙げられます。雇用者数の伸びが予想を下回った一方で、失業率は予想通りという結果により、米国経済の強さとともにインフレへの懸念が高まりました。これにより 予想通り利上げを実施、市場は大きな混乱を見せずに吸収しました。これらの要因が市場全体を押し上げ、NYダウは3.35%、ナスダックは4.05%、S&P500は3.11%と上昇しまし...